低層建物の重量の1/2を締めるRC基礎の代わりに鋼管杭とフレーム土台にすることで地盤改良が不要になり、短工期、低コストになります。
さらに、斜面地対応や盛り土対応のほか、解体時の原状復帰が容易になります。
構造計画
建築基準法施行令67条2項において国交省大臣が定めた建告1464に規定する構造方法を用いて建築学会「鋼構造接合部設計指針」に従って構造計算しています。
また、建築基準法37条に定められたJIS建築材料または認定材料で構成し、建築工事標準仕様書:JASS6に従って工場生産と建築工事を行います。
標準仕様
・鋼管杭 回転式貫入鋼管杭 STK400/490
・土台フレーム 軽量溝形鋼 SGH400/490
・ブレース PL-3.2 SGH400
・接合材 六角ボルト JIS B 1180
・固化剤 グラウトモルタル
効果
低層建築の直接基礎では、約60%が地盤改良して鉄筋コンクリートベタ基礎施工しています。
建設時にかかるコストと工期についてそれぞれ比較しました。