ワンタッチ頂部継手

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ワンタッチ頂部継手(ダブルピンカプラー)

鋼製支保工の頂部継手において、エレクターから目視操作するだけで現状ボルト継手と同等の性能で接合できます。鋼製支保工の先端にダブルピンカプラー部品を継手板の代わりに溶接して出荷します。5分程度で接合でき、外れ止め機構も備えています。

基本原理

メカニズム
概要図

継手の概要

継手部品(ダブルピンカプラー)
嵌合セットした部品を鋼製支保工セ有象会社に供給します。
DP画像1
支保工の工場組立
鋼製支保工の端部にダブルピンカプラーをセットして位置決めし、継手板とH形鋼内側およびスチフナとウエッブを片隅肉溶接します。
工場施工
ワンタッチ頂部継手の施工
エレクターで把持した鋼製支保工を手前のピンが手前の孔に挿入する様に目視で誘導操作します。
ピン先が孔にかかったら鋼製支保工どうしを押し付けて継手板を密着させます。
DP画像4
接合完了
継手板が密着すると、Dカンがピンの溝に嵌合して抜けなくなることで、接合したことが確認できます。
DP接合

試験評価

既存継手とダブルピンカプラーの曲げ性能について比較試験しました。
(4点曲げ試験:東京都立産業技術研究センター)
降伏強度および最大強度ともに既存継手よりダブルピンカプラーの性能が優れています。
試験結果
最終変形時の常態写真
ダブルピンカプラーはピンとスチフナで曲げに抵抗しているので、継手板は変形しません。